2008年11月11日

愛の妖精

4003253515愛の妖精 (岩波文庫)
ジョルジュ サンド
岩波書店 1959-01

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本日読了。
萌え萌えキュンキュンでしたv
田舎が舞台のシンデレラストーリー。
ときめきトゥナイトにはジョルジュとサンドってキャラは出てくるし、
ファンション・ファデはまんまここからだし、
15年越しぐらいで気になってたのをやっと読んだぜ!!!
爽やかでした。中盤のキュンキュン具合はやばい。
ときめきまくり!!!

この小説で凄いのは、主人公×ヒロインだけじゃない。
主人公の双子の兄のシルヴィネのキャラ造詣だよな〜。
すごすぎ。昔の少女漫画に、こいつみたいなのたくさん出てきたよ!
彼がいることによって、この物語のグレードが全然違うもの。
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2007年06月22日

少女パレアナ

4042212018少女パレアナ
エレナ・ポーター 村岡 花子
角川書店 1986-01

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先日読了。
脳内でパレアナの声が全部ポリアンナで再生!
ちゃんと見たことないのに、すごい洗脳力だな。
内容はまあ…いい子系って感じでした。
脇キャラ萌え〜だけど。パレーおばさんツンデレ萌え。

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2006年08月12日

高慢と偏見

高慢と偏見〈上〉高慢と偏見〈上〉
ジェーン オースティン Jane Austen 富田 彬

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高慢と偏見〈下〉
高慢と偏見〈下〉


本日読了。
楽しかったですv
重くないけど浅すぎなくて、
人の心が分からない、という道筋を上手く着いてるなあと思いました。
下巻の解説に、情熱が乏しいなどの欠点があるとかかれてたけど、
それは味だなと思うのです。例えて言うと、
最初は名香智子先生の絵柄のイメージで読んでたけど、
遠藤淑子先生でも面白いかも…みたいな感じ。
少女漫画好きじゃないと分からない例えですね(^^;)
 この小説の面白いところは、何と言ってもキャラ!その多様さです。
こんな人いるいる〜!見たいなのが、わんさか出てきます。
主人公の母親など、おいらの身近にそういう人がいるので、
身につまされました。あはは!
それをまた見事にかき分けて、構成してあるのが上手いです。
“二人の世界”じゃない恋愛ってのが、ほのぼの感を出すと同時に
情熱的雰囲気を奪ってしまうのかもしれませんが、
その分恋愛パートの照れることwニヤニヤ。あーたのし!
 因習的価値観てのも、今の時代で読むと、そのあまりの隔たりに
むしろ新鮮で面白く感じます。
イギリス風の皮肉が効いてるのも、とっても楽しくて、
無邪気に楽しい小説でした。
オースティンいいわぁ〜。続編もあるらしいので、チェックしてみます!
ドラマ版と映画版も見たい!!
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2006年06月19日

あしながおじさん (続)

4102082026あしながおじさん (続)
ジーン ウェブスター
新潮社 1961-08

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本日読了。
いやあ、酷く躁な気分になる小説です。
面白くて一気に読んでしまい、大変睡眠不足です。
 今回はあしながおじさんのジェシーの友人サリーちゃんが主人公です。
 遠慮ない、おばさんくさくすら思えるあけすけな女性のお手紙な
訳ですが、
やっぱり可愛らしいような気もします。
 ウェブスターは少女漫画の王道という感じがして、
調度少女漫画を読みたかったおいらの気分は大変に満たされたのでありました。
 欲を言えば、子供達ともっと交流があったらなと思ったのでした。
細かい事はたくさん気になったのですが、
中心のお話も語りもとてもパワー溢れ、素敵なので、
欠点が目に入らぬほどです。楽しかったです。
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2006年06月17日

小公子

4003233115小公子
フランシス・ホジソン バーネット 若松 賤子 Frances Hodgson Burnett
岩波書店 1939

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本日読了。
バーネット女史三冊目。
 訳がとにかくたくさんあって選べなかったので、
一番古い岩波の若松訳で読んでみました。
訳文自体は読みやすいのですが、
言い回しや訳語が古かったり、旧漢字がたくさんあったりして
特に旧漢字は電車の中で調べられなかったりすると
そのまま飛ばして読んじゃいました(^^;)
でもそういうのも含めて楽しかったです。
むつかしくが六ヶ敷くだったり、やかましいが八釜しいだったりと
当て字?とか。セディの台詞の文末が“ねい”とか“かえ”だったりしてかわいいし。

 これは、バーネットの目指す“完璧な人間”のプロトタイプという感じですねぇ。
これがセーラになって、最後には妖精のようなディコンへと変化してくんですね。
おいらはこういう、超人的なイメージがとても好きです。
道徳を薦めているようで、こんな人間には結局なれないので、
やはり憧れなんでしょうか。
特にセディはキャラクターのイメージや役割がはっきりしてて、
その徳の高さはオーバーすぎるます。
お話の筋も引きが強いのに、セディほど欲がなくては
完全にこの設定の甘味が生かしきれないw
それが目的なんだけどサ。
 脇キャラがいい味してて、話の掛け合いもとてもいいのですが、
キャラの良さ自体では後の小公女や花園の方が上と思いました。
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2006年05月31日

小公女

小公女

フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット 
菊池 寛 訳

 秘密の花園以来、バーネットは二作目?
面白かったです♪バーネットには一本筋が通っていますね。

 アニメ版のセーラは不幸顔のおしとやかだけど芯が通っている感じでしたが、
日本人向けになっていない原作のセーラは、そういうのとはまた違った感じですね。
 空想の世界に逃げ込みつつも、現実世界との折り合いを保ち続ける事の出来る、セーラの微妙なバランスがすごい。超人的。
強い愛があれば、強い憎しみもまた発生すると思うのですが、
彼女はそれを空想に昇華させているんですね。
他人に牙を向けない強さ。かっこいいです。おいらの目指す先の一人という感じ。
 特に良かったのは、セーラがかわいい少年の施しを受け取るシーンです。
彼女は、同情に誇りを傷付けられたと思いつつも、
同情という自らも行ってきた行為そのものは否定せず、
相手の他意のない親切を丁寧に受け取るのです。
余裕のないやつにはぜったいつけられない
その、かっこよさ。
 この話のカッコいいところは、武士は食わねど高楊枝的な、
人としての誇りを保つというところです。
他人との比較ではなく、まず自分の足で立つこと、
それを尊重するところがいいんですな。
 その対極にあるミンチン先生の品性の卑しさには、面白すぎて笑えました。
いいですね〜、こんな悪役が描けたら楽しいだろうな。
 最後の都合の良すぎるハッピーエンドだけが残念。
いや、楽しんだんだけどね。
それでも、彼女自身の能力によって、自らを助けられたらいいのに。
でもそれは現代の考え方であって、
貧富の差の激しかった時代には余計むつかしかったのかもしれませんが。

 この話も、ベッキィちゃんやお父様視点で描いてみたら、
すごくすごく楽しそうと思いました。
特にベッキィちゃんサイド。
怖くて辛い暮らしに、ただ、プリンセスがいるだけで
光が差す感じがたまりません。
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2006年05月25日

あしながおじさん

4102082018あしながおじさん
松本 恵子
新潮社 1954-12

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本日読了。
面白かった〜!!原作は、
プロローグ以外は、全てジュディの手紙という形式だったんですね。
おいらはアニメ版の記憶が強かったんですが、
この演出はとても素敵。
ジュディの一人称のようにも感じられるけれども、
自分がおじ様になったような気持ちで読めるのが楽しい。
 ジュディ視点にこだわって書かれて、
最後のネタバレの所もそれを貫き通していて、
あっさりのようにも感じるのですが、
二度目におじ様のそのときの状況も鑑みて読んだりできて、
文章の外への想像を掻き立てられるお話でした。
手紙そのものも、生き生きしてて面白いし。
ヘタな挿絵が笑えるw
 ジュディが読んでた本を、たまらなく読んでみたくてなりません。
この中でちゃんと読んだ事あるの、
サミュエル・ピープスの日記だけってどうなのよ、自分。

 新潮文庫の松本訳はとても読みやすいですが、
時代が古いので訳語が訳されすぎで面白かったです。
マニキュアが美爪術とか、アンチョビがいわしの油漬けとか、
今ならそのままカタカナの方が分かりやすいようなものも
わざわざ訳してあっていいですね。文は校正されてるのかな?
読みやすい現代文でしたけど。

 本作を読み始めたきっかけは、もちろん
勝田文の「Daddy Long Legs」だったので、こちらもさっそく読み返してみました。
もう、駆け抜けるようにあっとゆうまですね!
おじさま視点がたまらなく面白いのですが、
原作を読んでから読むべきか、こちらから読むべきか非常に悩みます。
自分では、アニメ版の遠い記憶で展開を知りつつ、
はっきりしないまま漫画版から読んでよかった〜と思いました。
勝田文の漫画として楽しめましたしね。
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2006年05月23日

泉鏡花@

鏡花をばらばらに読んでます。

高野聖
 松本大洋の、花男の茂雄か、鉄コンのクロがたしか読んでいたような?(どっちだったっけ)
おいおい、子供がこんなエロいの読んでたのかよ〜。
って、別にエロじゃないんですけど、イメージが色っぽいですなぁ!
桃の花の伏線とか、美しいじゃありませんか。
仏教ぽい話?となんとなくイメージしていましたが、
難しい感じでもなく、冒険モノ?
情景描写があまりに美しく、うっとりしました。
色が、香りが、光が、なんて豊かなんでしょう。
お坊さんが、夜に話してくれている、そのなかのお話という入子構造なんですが、
導入の町の描写のじめじめした現実感と、
お話の中のお話の人気のない色彩豊かな世界との対比で、
話の中がより鮮やかに感じました。
 後半に来たらあれよあれよと不思議系になっていくのに日本ぽさを感じました。

海神別荘
 下記の本に収録されていたもの
海神別荘―他二篇
泉 鏡花
4003127153

 なんて綺羅綺羅しくて、耽美で爽やかで素敵な思考のお話なんでしょう!!
イメージが美しくて、とっても好きです。
着物や工芸品をくどいほど詳しく説明する鏡花の作風が、
この美しい海神の宮の調度や本やそこに住まう人々の衣装を
入念に表していて、頭の中で再構成するのがとても楽しい。
 公子さまの考え方もとっても好きだし、娘さんとのキャラの対比も際立っていて、
プロットまでの段階では拍手喝さい。
 ただ、作品になるとイマイチキャラの動きが少ないなぁといった印象。
ぐだぐだ喋ってるばっかりですしねぇ。
娘さんともう少しゆっくり時間が取れたらいいのになぁ。
でも、お話はほんとに好きです。

夜叉ヶ池
 キャラ萌え〜!!晃さんかっこよすぎんぬ。
百合ちゃんもかわいい!白雪さまも可愛すぎ!!
木原先生の絵でイメージを起こすと、とても具合がよろしゅうございますよ。
これは話も上手くまとまっていて、
キャラの配置もよく、さらに晃さんのクサカッコイイ台詞できゃーきゃー言えて楽しかったです。
漫画読みの魂に訴えるものがありました。
 この話を読んで、木原先生の和風のお話の作風がまさしく
鏡花を漫画にした感じなのだなぁと印象深くしました。

 読みかけの天守物語にも白雪さまがちらっと出てきて、
ちょっと嬉しいです♪
posted by メロディ戦士 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 古典・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

嵐が丘

410209704X嵐が丘
エミリー・ブロンテ
新潮社 2003-06

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やっと読み終わりました…。長かったぁ!!
読んだのは新潮文庫の鴻巣さんの訳。
このどろっどろにこゆいお話に、口当たりのいい訳文でほんと読みやすかったです…!
ミティさんの感想で興味を持って読み始めたのですが、
題名を知ったのはもちろんガラスの仮面。
ガラスの仮面では、美内先生はほんとうまいこと、話を要約して必要な部分だけを使い、さらに原作に興味を導くように描かれたか、すげーなと感心しました。
それまでは白鳥異伝みたいな感じの話かな〜と思ってたけど、あれよあれよと後半はあんな展開だし。

 ほんと、感情というか、想いの強さが濃ゆ〜い小説でした。
読み通せたのは訳文のウマさだけではなく、小説の構造だなと思います。
もしヒースクリフやキャサリンの一人称、誰かを視点に据えた三人称の小説だったら、
感情移入するのが辛くなって、胸焼けしますよ、これ。カルピス原液並。
それを、ネリーの語りというスタイル、さらにそれをロックウッドが又聞きしてるという文章なんです。
しかもネリーも誰かから聞いた話も語ってるわけなので、
一番感情の強い二人から何枚もヴェールで隔ててあって、それでようやく濃い目のカルピスですよ。
最初の三章で、ある程度未来が提示されているからこそ
押しつぶされそうな嫌な予感にも何とか耐えられるし。
てか、根底に愛があるので、なにがあっても大丈夫なのですが。(超重要)
そんな暗い小説ではないですよね。濃いだけで。
感想何言えばいいのかわかんないけど、魂むき出しのお話ですよね…。
何があっても、この話の中心はヒースクリフとキャサリンの結びつきな訳ですが、
それを第三者の視点から書いていても尚、むき出しだぁ。
むしろ二人の主観を出さず、ネリーと読者の客観だからこそ
共感ではなく想像で核心に触れられるのかもしれないけど。
 いろんな訳を読み比べて、もっと読み込んだほうがいい小説なのだなとは感じました。
ネリーの証言という観点にまで気をつけて読んでられなかったです。
とまあそんな御託がぽつぽつ。
 

以下さらにメモ。ネタバレあり。続きを読む
posted by メロディ戦士 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 古典・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

秘密の花園

4102105034秘密の花園
フランシス・ホジソン バーネット

新潮社 1954-01
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 本日読了。
自分のいろんなものの原点のひとつって感じ。
映画も、ひまわりの舞台も見たし、アニメも見てたし。
アニメの秘密の花園は、世界名作じゃなくてNHKだったのか。

 キャラの立て方や配置、
何もない冬の大地から、ぶわーっと草花が萌えていく感じが
キャラクターの心情と見事にシンクロさせてて、
どこまでも盛り上がっていく。
後半のコリン編、なんだか宗教じみてくるが
こういう雰囲気結構好き。
 メアリーもコリンも、手のつけられないワガママ者とはいいながら、
単なるコミュニケーション不足の子供なだけで、
びっくりするくらい素直な一面もあって、すごくかわいい。
サワビー一家は、おとぎの国の住人のようで、
大好きだけどリアリティのない存在だわね。
だからこそ、酷い事は起こらないと安心して読めるのだけれども。
映画版やミュージカル版だと、ディコンがもう少し人間味があっていいかも。
 この話のいいところは、やはり荒野というある意味限定された空間で、
かなり悲惨な人生を送ってきたメアリーの主観を、
悲惨とは一切思わせず、孤独という自由の中で
のびのび育ててやってるところだなと思う。
 彼女は初めから、だれにも精神的に依存していない。
自分のことを考えたことすらない、感受性の低い女の子だった。
一方舞台のお城は、自分で見つけ出さなければ何もない、
寂しくて広いだけの場所。
コリンと出会うまでに、彼女は自分で喜びを見つけていき、
それを素直に育てていく。
その不思議な雰囲気は、彼女が、寂しい人生にも関わらず、
愛を渇望するような女の子じゃないって所なのかもしれない。
 メアリーが、今までの自分を省みる存在としてのコリンは、
人の同情を引くし、言葉も多くて、
手取り足取り皆が面倒見てくれて、それを受け入れられる
メアリーより器用というか、派手な奴というか。
彼は愛を渇望する男の子なんだよ。だから人間味に溢れてて、
彼の将来は目に浮かぶようなんだけど、
メアリーは変わり者すぎて、彼女の向かう先は想像もつかないよ。
 彼女が、秘密の花園という、自分だけの世界を大切にしている反面、
それを独り占めしようという気持ちがなく、
ディコンもコリンも仲間にして、
そこが閉鎖されなければ、だれのものであってもかまわない。
うーん。かっこいい女の子だなぁ。

秘密の花園
posted by メロディ戦士 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 古典・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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