2009年10月09日

最後のプルチネッラ

482917661X最後のプルチネッラ (Style‐F)
富士見書房 2008-04-03

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昨晩読了。
ジャンルのわからない本だけど、
道化たちの不思議な雰囲気にファンタジーということで。
小島先生の文章が相変わらず清潔で読みやすい。
転生を繰り返し、ゼロからすべてになるために
心がたどるべき道を誘導する素敵な構成もすてき。
重量感のある挿話がたくさんはいるあたりは
ヘルマフロディテと共通しているか。
雰囲気力はヘルマフロディテのほうが好みだったけど、
これは完全に好みの問題。ヘルマ〜が重かった(痛かった)人には
こっちのほうが読みやすそう。
わかりやすくもあるし。

あとからくりサーカス好きには、登場人物の名前だけで
ニヤニヤできました。
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2009年06月29日

ヘルマフロディテの体温

4270003189ヘルマフロディテの体温
小島 てるみ
ランダムハウス講談社 2008-04-03

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本日読了。ジャンルわからないけど…ハイファンタジーとかでは全然ないので。
山本タカト先生のお素敵ジャケ絵であまり期待せずに読み始めたら
めちゃんこ面白い…!!!
ヘルマフロディテというのは、両性具有のギリシアの神様で、
このお話も両性具有とか性が曖昧な人たちのお話を追ったお話というか。
作中で主人公が作った短編小説が連作になってて、入子状になってたりする。
作品の雰囲気は清潔で静かで理知的でエロス!!
水槽がたくさんある部屋みたいな雰囲気。
何の覚悟もなくても気軽に入れて、深みにはまれる。
この雰囲気は何者にも変えがたい。
 作中作含め、キャラクターも魅力的ですわ。
カストルとアティスが萌え。
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2009年02月09日

影のオンブリア

4150203822影のオンブリア (ハヤカワFT)
井辻 朱美
早川書房 2005-03-24

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本日読了!
重すぎず軽すぎず、豊かな味わいのファンタジー。
世界で一番古く、豊かで、美しい都は、
ローマみたいに古い町が沈んでいく上に新しい町が建てられ、
お城も同様で、人影のない小道を曲がると誰も使ってない旧通路が、
空き家の奥には古い屋敷が、まるで迷路のように
表と裏で張り巡らされているというなんとも素敵な世界観です。
 主要キャラのうち二人が、この影の街を
誰にも見つからずにひっそりと自由自在に動き回るのが
まるで魔法のよう。
 街のずっと奥のほうには魔女が住んでたりもするんですが、
街そのものの素敵さが魔法ですね〜。都市燃え!
 キャラの交わりも、そんな感じで網目状に張り巡らされた
ぽつぽつとした接点て感じで、主役級だけでも3人もキャラがいて、
ちょっととっ散らかったイメージでした。
もうちょっと踏み込んで読みたかった。
マキリップだったらその場合、凄く面白いであろうと思うし。
どのキャラも魅力的だから迷っちゃうけどさ〜。
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2009年01月26日

SPEEDBOY!

4062836033SPEEDBOY! (講談社BOX)
舞城 王太郎
講談社 2006-11-01

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本日読了!
これは良かったです。山の中〜よりは分かりやすかった。
スピード感というものがちゃんとあるし、
大切に出来ない、意味を見出せない無感覚も肌に迫っていた。
これがトランスしてないバージョンの物語が山の中〜になるの??
あと、これの「犬」がアルマゲドン?
舞城小説の解説と用語のまとめサイトがマジで欲しいぜ〜。

ランナーのアイディアがすごく面白い。
総ての話が微妙にリンクしあった構成ももちろん楽しい。
「壁と枷」と「御蔵島」の話が好きかな〜。


今週は煙も読み返したし、vvvuivuも流し読みしました。
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/089/p02.html
↑の解説読んでたらすご〜く読みたくなったので。
イヴの肋骨の話は確かに面白かった。これで中編読めたらホントに最高かも。

好き好き大好き超愛してる。好き好き大好き超愛してる。
舞城 王太郎

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煙の内容をあまりにも忘れてたけど、
想像以上に暗闇〜とリンクしてるんだね。
というか同じ話?
価値ってどうしたら稼げるんですかね。
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2008年12月28日

山ん中の獅見朋成雄

山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)
舞城 王太郎

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昨日読了。本のジャンルが分からない。

というか、読み終わって???となってしまった。
なにも分からなかった。
たくさんの面白そうな要素
・鬣の生えている俊足の少年
・山の中で暮らす変わった書道家に書道を習う
・山の中に不思議で複雑な秘密の家がある
・謎の馬
etcetc
いろいろ、ワクワクする要素がたくさんあったんだけど、
なんかどれも上手く繋がっていない。
真珠の玉はたくさんあるのに、ワイヤーが見えない。
 ドリルホールインマイブレインに出てくる殺人鬼と同じ名前のキャラとか、
同じなのは名前だけ?怖いんですけど〜。
 主人公のアイデンティティ?的なのがテーマなの?
でも主人公が"変わった"という瞬間も、全部同じテンションに見えたので
ぴんとこないというか、イマイチピントが合ってない気がしました。
おいらにはちょっと合わないな。

今のところ、舞城先生では九十九十九が一番好き。
ディスコ探偵を読み終わったらどうなるかはわからないが。
読み返したときに頭の調子が良かったら、感想付け足したい。
今載ってる感想は頭が悪くて悲しい。
煙を読み返して、暗闇の中で子ども(だっけ?)も読みたいな。
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2008年08月10日

バーティミアス-サマルカンドの秘宝

バーティミアス-サマルカンドの秘宝バーティミアス-サマルカンドの秘宝
金原 瑞人 松山 美保

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本日読了。
あまりにも頭が悪くなっているので、本でも読むかと思って、
ファンタジー行ってみました。
流行りも過ぎたバーティミアスは図書館で直ぐにゲッドできた☆
しかし、評判は良くても本がでかくて厚くて重い…。
これは無理だな〜と思いつつ、読み始めたら
一気に読み終わってしまいました。
凄く良かったです!!!
まず、最初の取っ掛かりがチンタラしてなくて、すっと物語に入れる。
余計な説明はなし、雰囲気と、気になる展開でグッと捕まれました。
文章も一人称と三人称織り交ぜで、読みやすく状況把握しやすい。
どんどんピンチになってく展開に次ぐ展開で、早く早くー!!ってかんじ。
本の厚さを苦にさせない、最後までだらけない構成。
主人公も単なるいい子ちゃんじゃないところがよかったです。
面白かった、それ以上でもそれ以下でもなし。
心が連れ去られるわけでも、盛り上がるけど物凄い超展開もなし。
サクッと読める、いいエンターテイメントでした。
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2008年04月24日

怪人エルキュールの数奇な愛の物語

怪人エルキュールの数奇な愛の物語怪人エルキュールの数奇な愛の物語
カール=ヨーハン ヴァルグレン 立石光子

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本日読了。
細かい描写と速い展開、ストレスの低い文体で中々読めました。
でも、展開が速い代償に人称がちょっと遠くて、薄味。
“愛の力”という言葉には、愛の力そのものは宿らないわけで。
愛と繰り返し語られても、恋愛小説として見ると、なんとなく無味乾燥。
異形・怪人小説として見たら?
確かに主人公の容姿は壊滅的な酷さだけど、これも人称の遠さで
悲壮感があんまりなく、淡々としていて、
そこが清潔感のある、この作品の魅力でもあるけど
物足りない。
テレパシストの主人公の超能力者小説としてみたら?
能力描写は面白いし、細かく描いてあるけど、
発展性は先読みの範囲から出る部分がなくて、
全体的に見てこれは!!と思う所のない小説でした。
ショッキングだけど読み口が軽い、おやつにはいい感じです。
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2006年12月10日

彩雲国物語

4044499012彩雲国物語―はじまりの風は紅く
雪乃 紗衣
角川書店 2003-10

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 本日読了。
十二国記となんとなくダブる、NHKのアニメの原作小説。
読んでみました。
お話、面白かったです。展開いろいろ開けて。ぽんぽん進んで。
主人公が一番好き!
いろんな謎も、おおー!と思って面白かったです。

電車で読もうと思ってたのですが、挿絵が恥ずかしかった…。
特に最初の方とか。絵自体は好きなんですが。

でも、続きはたぶん読まないと思います。
というのも、好みのタイプの男キャラが一人もいなかったので。
これは、密かに辛い。
ラノベでキャラ萌えできなかったらムリだもんね〜。
あとは、王宮モノでわくわくしたのですが、
細かいところの設定が微妙で気になっちゃうとか、
おいらにはあんまり向かないのかも。
 でもお話自体はおもしろかったので、一冊読み通せました。
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2006年07月15日

東の海神 西の滄海

4062648342東の海神 西の滄海―十二国記
小野 不由美
講談社 2000-07

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本日読了。
延王・延麒は飄々としやがってあんま好きじゃねーやとか言って
選り好みして最後まで読んでなかったんですが、
危うく電車で泣きそうになりました。
 アニメ版でイヤミに感じて「っけ」っと思っていた部分でも、
小説で読んでみるとちゃんと語られてて納得いったりするものですね。
(その逆もありますけど)

さて、これでシリーズ全部読み通したことになるのでしょうか。
小説として一番気に入ったのは、『図南の翼』です。
好きなキャラは陽子ちゃん、好きな国は慶です!
やー、楽しかった(^^)
最近落ち込んでた気持ちが大分救われました。
そのせいで感想が薄いですが、いつか読み直したときにでも
ちゃんと感想書きたいですねぇ。
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2006年07月11日

風の海 迷宮の岸

4062648334風の海 迷宮の岸―十二国記
小野 不由美
講談社 2000-04

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先日読了。
泰麒君は、しっかりしろー!!と尻をぶったたきたくなる
境界線上のキャラですね。
麒麟だからああなのか、反抗期を迎える前に帰ったのでああなのか。
だいじょぶです、かわいいです。がんばれです。
トウテツの御褒美も嬉しかったし。
これ読んだら、ますます新刊が気になってしまうではありませんか。
ちょっとづつ強くなってきたんですね。
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2006年07月08日

黄昏の岸 暁の天

4062731304黄昏の岸 暁の天―十二国記
小野 不由美
講談社 2001-04

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本日読了。
ああ、またやってしまった。やることあるのになんでこんなイッキ読みしてんだよ!!!
しかも、十二国記は本書以降長きに渡って続編がでてないとのことでしたので、
読むのは新刊の見通しが立ってからにしようと思ってたのですが、
魔性の子を読んだら止められなくなってしまいました。
魔性の子と裏表になってて、面白いつくりでした。
大好きな慶国の女の子達がたくさん出てきて大喜びです。
まあでも、続きは気長に待てそうな気がします。

十二国記シリーズは、読んでる時は楽しくて、腹八分くらいで
もっともっととずっと食べられそうな感じがするのがやばいです。
読んだあとは満足して、あまり感想とか浮かばないのですが、
お話はとっても楽しいです。
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華胥の幽夢

4062732041華胥の幽夢(ゆめ)―十二国記
小野 不由美
講談社 2001-07

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 先日読了。
表題作が怖かった…。蝕まれる感じで。夢に見ました。
他の話はほのぼのなんですけどね。
書簡は楽俊が出てきて、なんだかすごく得した気分!!
奏一家も楽しかったです。
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魔性の子

4101240213魔性の子
小野 不由美
新潮社 1991-09

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 先日読了。
ホラーロウファンタジー?
ゴーストハントは漫画版しか読んだ事ないのですが、
小野先生のホラーはそうとう怖そうですね。
雰囲気がこえ〜!!不可視の視点が上手いし、
人間をやや下くらいの位置においてあるから付いていきやすいです。
 要くんは思ったよりもいらいらしないキャラでよかったです。
でも、あんな程度で人間て汚いなんていわれたら
キレイなものが全然追える気がしなくなりますね。
この潔癖な雰囲気こそが、ホラーの嫌悪感を引き立たせるのでしょう。
面白かったです♪
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2006年07月04日

図南の翼

4062730529図南の翼 十二国記 講談社文庫
小野 不由美
講談社 2001-01

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先日読了。女の子主人公最高!!!
珠晶ちゃんはホント、いいキャラしてますね。
サバイバル冒険モノなところが楽しかったです。

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2006年07月02日

風の万里 黎明の空

風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記
小野 不由美

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風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記
風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記


 本日読了。
 こないだアニメ見たばかりなので、
音声映像共頭の中で再生されまくりでした。
ああー!面白かった。最後の水戸黄門ぶりがたまりませんなぁ。
こちらもアニメ版は非常によく出来てるんですね。
違和感を感じる部分がほとんどありませんでした。
あちらの世界の詳しい説明をたくさん読めて、
いろんな固有名詞の漢字がわかってよかったです。
好きなキャラが多いお話だし。
基本的に女性キャラが好きで、男性キャラだと楽俊と桓たい(字が出ません)が好きなのです♪
慶のお話がもっと読みたいなぁ。
 このまま図南の翼を読もうと思っていましたが、
持ち主の弟が寝てしまったので、おいらも今日眠る事が出来ます。
これでおいらも、我が家の教養科目を修めたような気がいたしております。
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2006年06月27日

月の影 影の海

月の影 影の海〈上〉十二国記月の影 影の海〈上〉十二国記
小野 不由美

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月の影 影の海〈下〉十二国記
月の影 影の海〈下〉十二国記


本日読了!!
ていうか、昨日の夜?今朝?
夜更かしして読んでしまいました…。
昨日上巻の終わりの方まで読んだので、
今日からバスの中で下巻を読もうと思って、上巻を読みきったところで
終っておけばよかったんです。
でも、下巻の初めには楽俊が出てくるのですよ…!
ちょっとだけ、ちょっとだけといううちに、いつの間にか最後まで読んでました……。
上巻ほど重くないから読みやすいしさ。
すごく良かったです!アニメより景麒さんがむかつかないし。
読んでると声が皆自動再生される(笑)
アニメ版、ほんとよく作ってあったなぁ。

 高校生の頃、東の海神西の滄海を少女漫画友達に借りたのですが、
何故読めなかったのかわかりました。
おいらは尚隆さんと六太くん苦手っぽ。
女の子キャラがでてこないとやる気でない。

 小説版の陽子ちゃんは、根性あってかっこよかったです〜〜!!!
上巻の最後のほうなんて、かっこよすぎてゾクゾク。
優等生ストレスに耐えうる強さがあれば、こういうことも出来てしまうのか?
おいらは青猿とはのらりくらりできそうな気がしますが、
妖魔と戦うのは無理だと思ったヨ。
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2006年02月19日

海より生まれし娘

4150203385海より生まれし娘〈上〉―シャーリアの魔女〈1〉
ダイアナ マーセラス Diana Marcellas 関口 幸男
早川書房 2003-06

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海より生まれし娘〈下〉―シャーリアの魔女〈1〉海より生まれし娘〈下〉―シャーリアの魔女〈1〉
ダイアナ マーセラス Diana Marcellas 関口 幸男

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 本日読了。シリーズ第一弾の上下巻。
かなり面白いです!!寝るのを忘れて一気読み級。
魔女の出てくるお話ですが、剣と魔法と冒険と、と言うよりは
 生活と政治とロマンスで語っているお話。
生活が生活感に変わるまで生々しくないのは、
この話の長所なのか短所なのかははかりかねる。
鋭い描写でというよりは、キャラを積み重ねて読ませる話ですね。
勾玉三部作好きな人とか結構好きかも。
 主人公のブライアリーは、しっかり者で安心して読めるけど
抜けてるとこもあって可愛い♪
メルさんが章を重ねるごとに可愛い性格になっていってしまうのが微笑ましい。
キャラの性格ゆえか、全体的のほのぼのした雰囲気の話なんだけど
悪役のするどさもまあまあいい感じ。
メガンがこの先どう成長していくのか、どんな困った事になるのかが
密かに楽しみです。
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2006年02月05日

天より授かりしもの

4488597025天より授かりしもの
アン・マキャフリー 赤尾 秀子
東京創元社 2004-03-23

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本日読了。
 愛が足りねぇ〜〜!!と思い、とりあえずマキャフリーを読みました。
本は薄くて、ページも飾りつきで可愛くて、かるーく読める一冊。
 生活感あふれるファンタジーが好きな人は前半たっぷり楽しめる。
森の廃屋を修理して、植物を育てて、薬を作って、
パンを焼いて、刺繍をして
そういうのが楽しい。
 それに、前向きで気が強くて負けず嫌いでまともな性格の主人公の少女と、
優しくて生活力のある頼れる少年のキャラが良い。
このキャラでこの展開だったら、ラストもっと練ってボリュームがあった方が好みなんですが
これはこれでいいのでしょうか。腹六分くらいのラスト。
不可のないハッピーエンド。
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2005年12月30日

風神秘抄

4198620164風神秘抄
荻原 規子
徳間書店 2005-05-21

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本日読了。
 勾玉三部作の後継作ということで、ずっと読みたかったものをとうとう読みました。
とっても面白かったです!!
三部作のいろんな要素をちょっとずつ引張ってきてて、
それでいてお話はきちんと構成されていて、小さな伏線もキレイに回収して、
盛り上がり、落ち込み、行動し、動きのあるお話。
三部作の激しさはないものの、三部作にあった欠点(文章が冗長とか、物語る視点の人物が変わってしまうとか)は補われていて、大変読みやすかったです。
 三部作の要素と自分が思ったのは、
力持つものの孤独(とコミュニケーション能力の拙さ)とか、
物語の中でゆっくりと、確実に人間離れしていく様とか。
上皇と最後に会うシーンは、かっこよすぎ。
 今回の主人公のアホぶりはすごかった…。
もうハラハラハラハラして、鳥彦王がいなかったらどうなった事か…!
鳥彦王は、空色〜の鳥彦とは違う人ですが、まったく違う人ではなく、
やはり鳥彦は鳥彦ということで、期待以上の活躍ぶりでした。
 NHKのラジオドラマが作られるそうで、
ヒロインの糸世を、空色勾玉のミュージカルで狭也を演じた石川由依さんが演じられるそうですが、
先にそのことを思って読んでいたので、おいらの中では糸世は由依ちゃんなんだよ!!!


風神〜読んでて、なんとなく脳裏をよぎったお話↓
くらやみの速さはどれくらい
 この話の主人公のルウと、草十がなんとなく重なりました。
コミュニケーション能力の拙さとか、それに起因する自信のなさとか。
そして、変わったところでは剣での戦い方。
相手のパターン(拍)を読んで、それを崩せば良いみたいな。


うつほ草紙 (1)うつほ草紙 (1)
諏訪 緑

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 舞と笛によって、空が開く感じは、
うつほ草紙の琵琶と奏者の神妙さに通じるものがあります。
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2005年10月22日

ドーム郡ものがたり

4338193018ドーム郡ものがたり
芝田 勝茂

小峰書店 2003-07
売り上げランキング : 143,197

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本日読了!
 読みやすいですねぇ。遅読のおいらが、
夕方から読み出して、夕飯前には読み終えてしまいました。
読みやすいだけでなく、面白いからこそなんですが。
最初数ページだけ読んでおこうと思って、そのあと一気読みだったので。
見返しに主人公が辿る道筋の地図がついているのですが、
そういうのが児童文学のいいところ。地図大好きです。
導入、作者が倉庫で見つけた古文書を翻訳した物語なのだ、
という小技や、いちいち入っている注釈も、
芸が細かくて歴史好きにはわくわくさせます。
 主人公が底抜けに明るくて、学校の先生と言う設定が確かに納得できるような
おせっかいさというか、楽しい先生という雰囲気が作中に漂っていて、
暗いものを感じさせません。一番暗いシーンであっても、です。
なので、読み終わってもとってもさわやか。読み心地のいいお話でした。


以下、ネタバレ感想(妄想)です。
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posted by メロディ戦士 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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